肝斑(かんぱん)
肝斑(かんぱん)の特徴は、主に両ほほの骨に添って左右対称にほぼ同じ形、大きさで現れることです。
比較的広い範囲に、モヤッとした薄茶色のシミが広がります。目の周りにはできず、広範囲に広がった場合には、目の周りだけ白く見えることもあります。
主な原因
- ストレスや妊娠・経口避妊薬の服用・閉経期・生理不調・などの女性ホルモンの影響。
- 過度のマッサージ等、物理的な刺激でも悪化することも。
- 30代~40代に多く発症。
- 紫外線の影響。
●ホルモンバランスの乱れなどからくるシミ(肝斑)
皮膚科:内服薬(ビタミンCやトラネキサム酸、L-システインなど)の処方がメインになります。症状によっては、美白外用剤(ハイドロキノンやトレチノインなど)を組み合わせることもあります。
美容皮膚科:刺激の少ないYAGレーザートーニングで治療いたします。刺激によって悪化する肝斑に対し、ダメージを与えることなく蓄積したメラニンを少しずつ減らしていくことができます。