いぼ
一言で「いぼ」といっても種類は様々で、できる部位、年齢、症状によって分けられています。
顔→隆起しており大きさは米粒よりも少し小さい程度の淡い茶色のもの。(青年性扁平疣贅)
顔→加齢によって出現するいぼで、始めは1~2mm程度ですが放っておくと少しずつ大きくなります。肌の色よりも濃い色や黒に近いこともありで、形も一定ではないので目立つ。(老人性疣贅)
首→30代以降に首の周りにポツポツと小さないぼがたくさんできた場合は加齢によるもの。
その他→顔・首以外にも、足の裏や指、体にできる場合もあります。
主な原因
- ヒトパピローマウィルスが傷口に入って感染。
- 加齢によるもの。
- 免疫力の下がった時に自身の体内に存在するヒトパピロマウイルスによって。
- 摩擦や紫外線による皮膚の力の低下。
「いぼ」には保険適応で治療可能なものもあります。
症状に合わせて患者さんと相談しながら下記の治療を選択して治療を行っていきます。
手術治療:局部麻酔をして切除します。
内服薬:「ヨクイニン」の処方により、体の免疫力を向上させることでイボの原因であるウイルスの力を弱める。
炭酸ガスレーザー:深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、ほとんど出血することなく安全に除去でき、傷痕も残りにくい治療法です。